コロラド州は化石燃料と再生可能エネルギー、いずれの資源にも恵まれています。ロッキー山脈地域は昔から石炭、石油、天然ガス資源が豊富なことで知られていました。石油とガスの採掘・精製が盛んにおこなわれる一方で、再生可能エネルギーの生産も進んでいます。更に、埋蔵量が減少を続ける一方で、世界のエネルギー需要が増大する現代にあっては、新エネルギーの研究の重要性が一段と高まり、コロラド州においてもこうした研究が盛んに実施されています。
エネルギー分野の研究は再生可能エネルギー分野に限るわけではなく、在来の化石燃料分野においても優れた研究の成果が現れています。アーチ石炭会社のウェストエルク鉱山は2007年初め、土地の汚染防止に自主的に取り組んで入ることを評価されて政府の表彰を受けました。エバーグリーン・エネルギー社は石炭のクリーン燃焼技術を開発し、この技術は中国の電力会社も採用を検討しています。
再生可能エネルギー分野では、コロラド州立大学出身者が設立したAVAソーラー社が、特許を取得している製造コストを劇的に下げる工程を採用して、太陽電池パネルの製造を開始する予定です。世界最大の風力タービンのメーカーのベスタ・ウインド・システムズ社は、コロラド州のウィンザーに製造工場を設置しました。コロラド州ではまた、風力発電所6ヵ所、全米第2位の太陽光発電所、バイオディーゼル・プラント4ヵ所、エタノール・プラント3ヵ所(他にも計画中のプラント数ヵ所)が稼動しています。
コロラドのエネルギー産業は全州で47,000人を雇用しています。うち31,600人が化石燃料分野、15,400人が再生可能エネルギーおよびエネルギー研究分野となっています。化石燃料分野の企業数は1,780社、再生可能エネルギーおよびエネルギー研究分野の企業数は1,380社となっています。再生可能エネルギー分野では、風力、太陽光、バイオマス、燃料電池、水力を使ってエネルギーを生産しています。再生可能エネルギー関連機器やエネルギー会社にエンジニアリング等のサービスを提供する企業もこの分野に含まれます。
コロラド州はカナダからメキシコに至るエネルギー・コリドー沿いに位置し、石炭の産出量は全米第7位、天然ガスの埋蔵量は第4位、原油の産出量は第11位です。
再生可能エネルギーでは、風力エネルギーの潜在的生産量が全米第11位、バイオマス燃料による潜在的発電力が52億Kwh、太陽光発電の潜在的発電能力が1日1平方メートル当り5000-7000ワット時となっています。また、水力に関しては、コロラド州は米国の5つの大河の源となっているだけに440万メガワット時の潜在的発電能力を持っています。
コロラド州のエネルギー産業は質の高い労働力を確保できます。コロラド州の成人の34%が大学卒、あるいはそれ以上の学歴を有しています。コロラド州には、エネルギー分野の水準が高いコロラド鉱業大学などの大学があります。
コロラド州のエネルギーについては下記のウェブサイトをご覧ください。
http://www.metrodenver.org/files/Documents/
Industries-Companies/Industries/Energy_State2007.pdf(PDF 77KB)
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コロラド州のフォトニクス関連企業が作る団体、コロラド州フォトニクス産業協会(CPIA)によれば、コロラド州にはフォトニクス機器を製造する企業が300社あるほか(納入先はフォトニクス業界に限らず、航空宇宙、バイオサイエンス、エネルギー、防衛、電気通信、コンピュータ・ストレージなど多岐に渡ります)、国立研究所では、再生エネルギー研究所、国立大気研究センター、米海洋大気庁、標準技術局がフォトニクスの研究を実施し、大学では、コロラド大学、デンバー大学、コロラド州立大学、コロラド鉱業大学などがフォトニクスのカリキュラムを持ち、フォトニクスの研究でノーベル賞を受賞した科学者が3名います。
コロラド州には以前から光学とフォトニクス技術を活用する企業がいくつもありました。代表的なところとしてはボール・エアロスペースとIBMがあり、ボールは政府向けに画像衛星を製造し、IBMはレーザープリンタなど民生品を製造してきました。今日、コロラド州の航空宇宙、防衛、医療機器、画像装置、センサー、データ・ストレージ、電気通信などの先端産業においてフォトニクスが欠かせない技術となっています。フォトニクスは製品に使われたり、あるいは製品を製造したりテストする工程に活用されています。
コロラド州のフォトニクス関連企業は合計3万7,000人を雇用し、総額22億ドルの給与を支払っています。このうちフォトニクスの専門家は約5,000人で、このグループの給与総額は2億8,500万ドルとなっています。フォトニクス専門家の給与は州平均の給与よりも47%高くなっています。フォトニクス専門家の76%は製造業で働き、19%が専門的・技術的サービス業で働いています。
電子と光子をより強く組み合わせて、さらに高精度に制御して利用する「フォトニクス」技術は、より高度な機能を、より高速に、しかもよりエネルギー消費が少なく実現してくれる将来技術を生み出すものと期待されています。具体的には、CD/DVDプレーヤー、デジタルカメラ、コンピューター・スクリーン、光ファイバーなどに使用されます。フォトニクスは、光学、光電子学、レーザー、光ファイバー、エレクトロニクスを活用するものです。これまでは主な用途は航空宇宙分野でしたが、今後は、エネルギー生成、医薬品製造、通信、情報処理など幅広い用途に活用されることが予想されます。
コロラド州のフォトニクスについては下記のウェブサイトをご覧ください。
Colorado photonics industry association
http://www.coloradophotonics.org/index.php
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